認可保育園の選び方の基準|希望順位に悩むあなたに伝えたいポイント

認可保育園の選び方の基準|希望順位に悩むあなたに伝えたいポイント



認可保育園の選び方の基準|希望順位に悩むあなたに伝えたいポイント

ぅゎーん!!認可保育園の申し込みしなきゃなのに、希望順位が選びきれないよ…!!

確かにどこも同じ近さ・雰囲気だと決めづらいですよね…
この記事では、実際に3児を保育園に預けて改めて感じた認可園の選び方のポイントを「仕事との両立」に着目してお伝えします。

「よく、近い園が良いって聞くけど、同じような距離に複数あるんだよね…」
「どの園も特色あって素敵だけど、仕事と両立しやすいのどこだろう…??」


このように、保活をしていて最大に悩むのが「認可保育園の希望順位」

教育内容、園の雰囲気、保育士さんの人柄…
挙げていくと選ぶポイントって本当にキリがないし、好みの問題もあるから口コミもイマイチあてにならない…。
数年前の私も、第1希望はすぐ決まったものの、第2希望から既に決めかねてしまう有様でした。

「園と自宅の距離」や「園の特色」を考えても決めかねているなら、順位付けの新たな指標として「入りやすさ」「仕事との両立しやすさ」も考えてみてほしいです。
なぜなら利便性が高い保育園を選ぶことで、自分の心の余裕ができ子供にも還元されるからです。
(※入りやすさについては、保育園希望順位が結果に影響する場合のみ)

そこでこの記事では、子ども3人を0歳児から保育園に預けているワーママ目線で「認可保育園の選び方」を「入りやすさ」「仕事との両立」に着目してご紹介します。

保育園見学前ならば、「認可保育園見学の質問リスト【保存版】外せない11のポイントと聞きそびれなしのリスト☆」もあわせてご覧いただくと、希望順位が決めやすいと思いますのでこちらの記事もどうぞ^^

認可保育園の選び方
・枠が多くかつ兄弟児入園が少ない園
・警報時等の登園基準
・発熱時のお迎え要請基準
・学童との距離
・送迎時刻の考え方(タイムカード)



保育園入所可否に関わるポイント

認可保育園見学の質問リスト【保存版】外せない11のポイントと聞きそびれなしのリスト☆」内で挙げたリストがこちら。
①何歳児が何人いて保育士がどれくらいいるか
②自分が入れたいクラスが何枠あるか
③兄弟児が何人入所予定か
④毎年途中入園の子がいるか

このうち「入りやすさ」に特に関わるのが②と③です。

自分が入れたいクラスが何枠あるか

たとえば1歳児クラスは、0歳→1歳と持ち上がる子と新入園児で成り立ちます。
0歳児定員が6名、1歳児定員が12名なら、単純計算で枠は12-6=6名分です。

枠がある場合はいいのですが、私が見学した中には、「来年度4月に1歳児入園はとらない」と断言した園もありました。

↓当時のメモ。
枠がない園を第一希望にしちゃうと「希望順位」を考慮する自治体だと明らかに損ですよね。
自分が入れたいクラスが枠なしだった


在園児の兄弟が同学年で何人保育園に入所希望か

例えば、以下のような例。
A園→枠:6、在園児の兄弟で入所希望が5人
B園→枠:6、在園児の兄弟で入所希望が1人
この場合は、B園を選んだほうが入りやすそうですよね。
なぜなら、在園児の兄弟は加点があることが非常に多く、この場合、自分によほどの加点がない限りは以下のように考えたほうが無難だからです。
A園:6-5(兄弟)=1枠
B園:6-1(兄弟)=5枠
したがって、入りやすさは新入園しそうな兄弟児が何人いるかに左右されます。

保育園の案内をしてくださるのは、たいがい園長先生や主任クラスの方。
「兄弟児が新年度に何人入ってくる予定か」ほぼ把握しています。

そのため保育園希望順位が結果に影響する場合は、兄弟児でいっぱいになりそうな園の順位を落とす、という戦略があり得ます。


「仕事との両立」目線から気にしたいポイント

「仕事との両立」目線から認可保育園の選び方を考える

認可保育園見学の質問リスト【保存版】外せない11のポイントと聞きそびれなしのリスト☆」内で挙げたリストがこちらです。
□保護者参加型のイベントは年何回、何曜日にあるか
□弁当の日は年何回あるか
□慣らし保育の期間
□夏休み冬休み他、休園期間について
□警報による保育園登園基準
□各種感染症の登園基準
□発熱時のお迎え要請基準
□投薬可否
□保護者会役員の有無
□休園など連絡方法(電話or一斉メール)
□保育料以外にかかる費用と納め方(保護者会費、教材、リース代)
□預けている母親の属性(フルタイムが多いorパートが多いか)
□学童との距離(第2子以降を考えている場合)
□どの学区の人がいるか(小学校の情報対策)
「親の出番の多さ」は園によって大きく異なるので、基本的には保護者参加型イベントや弁当の日が少ない園を選ぶと両立はラク。

ここでは、その他のポイントとして上のリストで赤字で記した3点と、もう一つ考慮したい「送迎時刻の考え方」について説明していきます。

警報による保育園休園の基準

警報による保育園休園の基準

共働きワンオペ育児の場合に気にしたいのが「保育園休園の基準」。

警報による休園基準は、実は園によって異なります。

公立保育所は、各自治体で定められた基準があるため、同自治体内では基準は一律です。
これは各自治体のHPに載っていることが多いです。

一方、私立保育園は保育園独自で基準が定められています。
(自治体によっては統一されています。)
今まで伺った基準は本当に様々で、たとえば以下のような基準がありました。
警報での保育園休園
・警報が2つ出たら休園
・暴風警報のみ休園
・特別〇〇警報のみ休園
・警報なら何が出ても休園
また、警報が解除される時間による対応も様々です。
「○時までに解除されたら×時から登園可能」の○、×が園によって異なります。

私の子供達が通っている保育園は「暴風警報のみ休園」ですが、3年半で休園が2回、午後から休園が1回ありました。

大雨警報でも休園だったら、更に頻繁に休園となっただろうから、少しぞっとします…

子供のことを考えると少しの警報でも休園の方がいいのはわかるのですよ。
しかし働く母としては頻繁に休園するのはしんどいのが本音です。


したがって頼れる方が少ない場合、休園基準も保育園選びのポイントとして考慮するのが好ましいです。


発熱時のお迎え要請

発熱時のお迎え要請

発熱時のお迎え要請の体温も、保育園により異なります。
次の3パターンのいずれかが多いです。
(1)37.5℃以上でお迎え
(2)38.0℃以上でお迎え
(3)37.5〜38.0℃の親が指定した体温以上でお迎え

平熱が高い子をお持ちの方だと、(2)(3)だと助かります。


長男は平熱も高めですぐ37.5℃は超えちゃうような子だったので、(3)だったうちの保育園には助けられました

また、お迎え要請の時も以下の2パターンあります。
 ・絶対にすぐに来てくださいの保育園
 ・元気があれば多少は様子を見てくださる保育園


学童との距離

これは第2子以降をお考えの方にとっては重要なポイントです。

子供が一人で帰るのが禁止でお迎え必須の学童の地域の場合、数年間学童と保育園のW迎えとなるからです。
さらに、保育園よりも開所時間が短いことが多いため、学童→保育園とお迎えしなければなりません。

学童と保育園がかなり離れている場合、職場を出る時間をかなり早める必要が出てくる可能性もあり、詰むこともあるので、動線を一度考えてみてください。

今すぐ関わってくるポイントではありませんが、数年後に備えて考えておきたいポイントの一つです。


送迎時刻の考え方

送迎時刻の考え方

いわゆるタイムカードについても、見落としがちな重要ポイントです。

送迎時刻については厳格な園とゆるい園があります。
厳格な園だと1秒でもお迎えが遅くなると延長料金が発生しますので、特に電車通勤や車通勤の方は注意が必要です。

ここでは特にお迎えの時間について詳しくお話します。

送迎時刻の管理は保育園によってバラバラ。
登降園時間をタイムカードやタッチパネルで正確に記録している保育園もあれば、なんとなくの時間で記録している保育園もあります。

お迎えの記録のタイミングや延長については以下のパターンが中心です。
記録のタイミング
(1)IC等で親が園の門についた時間で記録
(2)玄関やクラス前のタッチパネル操作で記録
(3)IC等で親子で園の門を出た時間で記録
延長料金発生のタイミング
(a)1秒でも遅れたら延長料金が発生する
(b)お迎えラッシュが終わったところで区切る
この(3)(a)の組み合わせの保育園は時間に追われるママにとってはあまり優しくありません。
え〜なんでなんで??

理由は2つあります。
理由1:イヤイヤ期だとなかなか園から出てくれない
理由2:兄弟が出来たらお迎えにかかる時間が増え、早くお迎えに来る必要が出てくる
2歳以降でよくある「まだ遊びたい」などの降園しぶりが出るとなかなか思い通りの時間に門を出られません。

だから、門を出るタイミングで時間を区切られる場合、仕事を早めに切り上げて保育園に向かうか、引きずってでも出るか、諦めて毎回延長料金が発生するか…になってしまいます。

また、兄弟ができたらお迎えに時間がかかるため、門を出るのは必然的に遅くなります。
もっと早くお迎えに来る必要が生じ、仕事を早く切り上げる必要性が出てきます。

うちの保育園は古くてローテクで登降園時間についてはかなりアバウトなので、逆に助かっていますw

その他、気にしたいポイント

その他今まで大変だと思ったのは、荷物の多さと駐輪場駐車場の狭さ
例えばオムツは園で処分してくれるほうが荷物は軽くて済むし、布団も各自購入ではなくレンタルのほうがラク。

駐車場も狭くてなかなか止められないと、時間に間に合わない可能性が出てきます。

うちの保育園はオムツ持ち帰り、布団も各自なので金曜は荷物がものすごい多いです…
以下の記事のように、私は自転車通勤ですが駐輪・駐車スペースが少ないのはやや不満です…。

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最後に。希望順位付けを下位までしっかりして、両立をよりラクに☆

リトミックや英語などの特色ある保育園は確かに非常に魅力的。

しかし、仕事との両立を考えたとき、利便性が高い保育園を選ぶことで自分の心の余裕ができます。
心穏やかに子供と触れ合えることも、子育てにおいては重要なこと。

第一希望で通るかわからないからこそ、第二希望以降もしっかりと順番付けして、なるべく家庭と仕事の両立が易しい園を選びたいものですね。

認可保育園の選び方
・枠が多くかつ兄弟児入園が少ない園
・警報時等の登園基準
・発熱時のお迎え要請基準
・学童との距離
・送迎時刻の考え方(タイムカード)

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