工場勤務の女性の実態|メリットデメリットを工場2箇所での実経験から語ります

工場勤務の女性の実態|メリットデメリットを工場2箇所での実経験から語ります



工場勤務の女性の実態|メリットデメリットを2箇所での実経験から語ります

くーやんです。ワンオペ育児で共働きする場合、どんな職場で働くかはとても重要ですよね。
近年子育て世代の女性が働きやすいと評判な工場勤務も経験がある私。
その実態やメリットデメリットを紹介します。

私は製造業の研究職。
勤務先では、若手のうちに何回か異なる工場での実習があります。

工場実習を通して、感じたのがこんなこと。

あれ…意外と女性がメッチャ多い!!

後々調べて見ると、工場勤務って子育て世代の女性に非常に人気なんですね。
例えば以下のように工場勤務に特化した求人サイトもあるくらいです。



確かに、私がもし今の職場を辞めるなら、系列工場に勤務したいと思うほど。

そこでこの記事では、私が実際に工場勤務を実際に経験して子育て世代の女性の働き方を見て感じたメリット・デメリットを綴ります。
転職や再就職で工場勤務を検討している子育て中の女性の参考になれば幸いです。




工場勤務のイメージ「3K」…

工場勤務のイメージ「3K」…きつい汚い危険

「キツイ」「汚い」「危険」

かつて3Kと呼ばれた工場勤務。

私も実習で工場勤務を経験するまでそう思っていました。
では、なぜ子育て世代の女性が働きやすいと評判なのでしょうか??

工場勤務の女性の実態を、以下で見ていきます。



工場勤務の経験談。服装、化粧、髪型、仕事内容など

工場勤務の経験談。服装、化粧、髪型、仕事内容など

まず、私が実際にした工場勤務について概要を述べます。
実習では様々な作業をさせていただきましたが、ここでは実際にパート社員や派遣社員の女性がおこなっていた仕事について書きます。

工場勤務①クリーンルーム内の検品作業メインのお仕事

概要
・作業場所はクリーンルーム
・服装は防塵服・マスク・帽子
化粧は可能
髪型は自由だが、帽子で覆う為崩れる(後述)
・9時〜17時勤務、土日祝休み
・急な休みを取りやすい
・仕事は、商品に傷など欠点がないかの検品、データ入力がメイン
・検品作業はほぼ女性、力仕事は男性が多い

クリーンルームとは、簡単に言うと空気中の埃や微粒子を超少なくした部屋。

服装は、イメージとしては、下の画像のようなものを着用します。


クリーンルームは化粧禁止のところも多いですね。
でも、私が実習した工場では化粧OKで髪型も自由

ただし、勤務中は先ほどの画像の格好。

化粧をしてもマスクで覆われるし、髪型を整えても帽子で覆われます。

だから基本的にすっぴんの方が多かったです。
髪も勤務時に束ねて帽子の中に入れる人がほとんどでしたね


工場って、シフトで早朝勤務や夜勤があるイメージですよね。
確かに生産は24時間体制なので朝勤、昼勤、夜勤がありましたが、全て男性でシフトを回していました(私は実習のためこちらも経験)。

女性がメインの検品作業は日勤のみで9時〜17時
数十人が同じ作業をするため、欠員が1人出てもさほど影響はなく、非常に休みやすいです。

昼休みに皆で卓球をするほど、職場の関係は良好
そして17時のチャイムきっかりに皆ちゃちゃっと帰るのが印象的でした。

また、工場といえば力仕事で男性なイメージですが、この工場に勤務する女性は検品メインに活躍しているため、実際に力作業は全くしませんでした。

検品の方が勤務中に持つもので一番重いのは、工場内の掃除道具でした…笑


工場勤務②分析や梱包、軽作業メインのお仕事

工場勤務では検品だけでなく分析や梱包、軽作業メインのお仕事もある

続いて、他の工場で実習したときの経験談を綴ります。

概要
・普通の工場
・服装は作業服
化粧は可能
髪型は自由だが、生産現場に入る場合ヘルメット着用の為崩れる(後述)
・8時半〜17時勤務、土日祝休み
・急な休みを取りやすい
・仕事は、分析、梱包、軽作業メイン
・生産現場での作業自体はほぼ男性

こちらはクリーンルーム内ではないため、普通の作業服で勤務。
こんな感じの制服です↓



基本的には化粧も髪型も自由でした。
ただ、生産現場に入るときはヘルメット着用のため髪型が崩れます

パート社員や派遣社員の女性の主な仕事は、生産した商品が品質を満たすか検査するための分析

測定は顕微鏡のような馴染みのあるものから、大きな機械まで様々。
でも、手順マニュアルが整っているため、初心者でも簡単にできる作業でした。



分析については、先程の検品とは異なり各人が各機器を担当
欠員が出るとやや業務に影響は出ます。

が、私達正社員が機器の使用法は熟知済み。

もし休まれても急ぎの場合は代わりに作業するだけなので、休みにくい印象はありませんでした。

分析以外には、生産現場で梱包や軽作業をしている方もいましたね。

そして皆さん、やはり定時になると即帰っていましたw


女性の工場勤務。イメージと実態の差異

工場勤務のイメージと実際の差異。3Kは感じなかった

パート社員や派遣社員の女性が工場勤務する場合、3Kの「キツイ」「汚い」「危険」は全く感じませんでした。

品質管理や測定環境管理のため、室温や湿度は一定に保たれている場合がほとんどで、環境がキツイことはありませんでした。

また、パート社員や派遣社員の女性は重いものを持つ作業が少ない毎回定時で帰っていた点でもキツさは感じませんでした。


「汚い」についても工場では3S(整理・整頓・清掃)が叫ばれており、汚さや乱雑さはありませんでした。


「危険」については、生産現場の作業で、確かに重量物や挟まれる可能性のある回転体があるのは事実です。

でも、事故があっては困るのは会社側。

重量物はフォークリフトを使うとか、回転体に触れられないような装置になったり…
危険を取り除く工夫がなされているため、危険なのは極めて稀

また、分析機器や実験についても手順書がきちんと整備されています。
世の方々の想像よりはるかに危険度合いは少ないです。

安全に対しては本当に厳しいです。うちの会社では社内安全大会とかあってめんどk…(ry


子育て中の女性が工場勤務をするメリット・デメリット


以上の工場勤務の女性の実態をもとに、子育て中の女性が工場勤務をするメリット・デメリットを挙げます。

メリット。1番は「休みが取りやすい」こと

工場勤務メリット
休みが取りやすい
大手の福利厚生が受けられる
・自分が関わる製品が世に出るやりがいがある
・作業服・防塵服のため服装を考える必要がない
・マニュアル整備されており、楽な仕事が多い

最大のメリットは休みが取りやすいこと。

検品なら皆で同じ作業をするので、1人欠員が出ても業務に大打撃を与えることは稀。
分析でも正社員など他にできる人がいるため、急な休みでもわざわざ他の人を探す必要はありません。
そして土日祝が休みの場合が多いです。

したがって、子育て世代によくある「子供の急な発熱」等にも対応しやすいし、子供がお休みの土日祝には自身も休んで一緒にいることが可能です。


また、工場が大手の場合、充実した福利厚生サービスが受けられるのも魅力の一つ。
さらに、製造業ならではの「自分が何らかの形で関わった商品が世に出る喜び」があります。

他にも、毎日ビジネスカジュアルなどの服装を考える必要がない、検品でも分析でもその他でも基本的にマニュアルがきちんと整備されており、誰でもできる楽な仕事が多いというメリットもあります。

デメリット

工場勤務のデメリット
単純作業が多い
・工場によっては化粧や髪型に制限がある
・3Kのイメージが根強い

メリットとして「マニュアル整備されており、楽な仕事が多い」点を挙げましたが、これらは単純作業が多いということ。

ルーチンワークが苦手でもっとクリエイティブな仕事をしたい方には、正直不向きかなと思いました。


また、経験談でお話ししたように、化粧できない工場もあれば、ヘルメット着用必須の工場もあります。

したがって、化粧や髪型には制限が出てくることもデメリットの1つです。


その他、3Kのイメージが強く他者からのイメージが良くないこともデメリットと言えるでしょう。


これらのデメリットが気にならないならば、「休みが取りやすい」という子育て世代の女性にとって最大の魅力があるので、工場勤務は本当にオススメです。


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最後に。工場は子持ち女性でも活躍できる場所♪

以上、工場勤務の女性の実態・メリット・デメリットを、2箇所での実際の経験から語りました。

簡単にまとめます。

女性の工場勤務まとめ
・休みやすい
・内容は検品、分析、梱包、軽作業など。楽な作業が多い(ただし単純作業)
・制服があるので、服に気を遣う必要がない
・化粧や髪型に制限がある

振り返ると、特に「休みやすい」し「未経験でもできる作業」という点は大きなメリットと言えるでしょう。

子育て世代の女性に人気なのも頷けますね。

転職や再就職先を検討している方には、工場勤務経験者の私も全力でオススメできますよ^^

以下の求人サイトでも女性の工場勤務について特集されていて、地域・職種などこだわり別に検索できます。
是非チェックして素敵な工場を見つけてみてくださいね♪



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*くーやん*
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