保活とは?成功のための流れやコツは?【保存版】子供3人を0歳児入園させた理系ママが徹底解説

保活とは?成功のための流れやコツは?【保存版】子供3人を0歳児入園させた理系ママが徹底解説



保活とは?成功のための流れやコツは?【保存版】子供3人を0歳児入園させた理系ママが徹底解説

保活って何??どんな流れで進めるべき??コツとかあるの??
もうわかんない〜!!きぃ〜〜〜!!

大丈夫。この記事を読めば保活の流れやコツをマスターできますよ!!

「保活」とは、何か。

厚生労働省の「保活」の実態に関する調査の結果によると、「保活」とは以下のように定義されています。

子どもを認可保育所等に入れるために保護者が行う活動

ざっくり言うと、勤務時間、勤務形態など「保育の必要性」を点数化し、点数の高い人から順に認可保育園に入れます。
そのため、育休取得したのち職場復帰するには、「保活」前線を勝ち抜かなければなりません。

でも、保活なんてやったことがないから流れもコツもわからないですよね。

私は今でこそ3児を保育園に通わせている身ですが、当時は落ちたらどうしようという気持ちでいっぱい。
なのに、どうしたらいいかわからず、ネットで夜な夜な検索していました。
…出産前から(笑)

3児を保育園に通わせてフルタイム正社員として働きながらワンオペ育児をしていて感じるのは、キャリアも大事にしたい、夫が忙しく共働きでもワンオペ育児…そんなあなたにとって、両立難易度は保育園次第と言っても過言ではないということ。

そこでこの記事では保活を勝ち抜くための「保活の流れやコツ」についてお伝えいたします。
流れの中で当ブログの保活関連記事に飛べますので、ぜひブックマークして必要な時期になったら読んでみてくださいね!!

保活成功のための流れやコツ
・妊娠前・妊娠中→情報収集、引越しや働き方変更、認可外保育園見学(・予約)
・産休中→育休期間の決定
・産休中・育休中→認可保育園見学、希望順位の決定、申し込み、選考結果通知
・承諾の場合→内定ご面談、入所説明会、入園、慣らし保育
・不承諾の場合→2次、3次募集申し込み/予約していた認可外へor育休延長の手続き



保活とは??成功するには??保活の流れざっとまとめ☆

保活とは、冒頭でも述べたように子どもを認可保育所等に入れるために保護者が行う活動。

育休を取得した人なら誰もが通る道ゆえライバルも非常に多いです。

まず成功するための保活の流れをざっとまとめてみます。
妊娠前・妊娠中から
(1)情報収集
(2) (必要なら)引越しや働き方の変更
(3)認可外保育園見学(・予約)
産休中
(4)育休期間の設定
産休・育休中
(5)認可保育園の見学
(6)希望順位の決定
(7)保育所申し込み
(8)選考結果通知
承諾の場合
(a)内定後面談、入所説明会
(b)入園、慣らし保育
不承諾の場合
(A)(育休延長しない)2次、3次募集申し込み/予約認可外へ
(B)(育休延長する)各種手続き

ぅ〜多すぎてわけわかんないわ!!
というか、出産前とかもう終わってるし手遅れ??

大丈夫。あくまで早めにしたほうがラクだし選択肢が増えるよってこと。
今から1つずつ解説していきますよ


妊娠前・妊娠中からするのが望ましい保活はこれ

1. まずは情報収集

保活は情報収集から
冒頭で言ったように、認可保育園は自治体独自の基準で出した点数(指数)をもとに調整が行われます。

その点数(指数)の出し方は、面倒なことに自治体により大きく異なります。

つまり、どういう保活戦略がベストなのか…
0歳4月入園する必要があるのか、1歳の誕生月からで大丈夫なのか、はたまた1歳4月入園が良いのか、それとも認可外保育園を利用して点数を上げる必要があるのか…
各自治体により全く異なるのです。

そこでまず戦略を立てるために、あなたが住んでいる自治体の情報を知る必要があります。
ここで得ておきたい情報は、主に以下の5点。
得ておきたい情報
 ①選考基準(基準指数、調整指数の算出法)
 ②自分の指数
 ③通える範囲の保育園の内定指数のボーダー及び年齢ごとの募集人員
 ④認可外保育園、認証保育園について
 ⑤希望地域の開発計画

詳細については、「【保活】役所で聞くべき5つのポイントを徹底解説」で紹介しています。

自治体のホームページに載っていないこともあるので、最初は役所に出向いて直接聞くのが望ましいです。
その後はできれば定期的にホームページで情報をチェックし、指数調整方法の変更や新たな情報がないか確認しましょう。

もし、自分が住んでいる地域の情報を収集してみて、厳しそうならば、「引越し」や「認可外・認証保育園利用」も視野に入れます。


2. 引越しや働き方を変えておく

点数がどうしても足りないなら引越しか働き方を変える

自身が住んでいる地域の情報を収集して厳しそうならば、「引越し」「働き方を変える」必要もあります。

詳細は「保活のために引越し。気をつけたい6つのポイント【実体験談】」や「衝撃!保育所内定取り消しや退園の条件。時短勤務や転職(育休中・後)は大丈夫??」という記事で書いていますが、引越しや働き方の変更には、以下のような注意が必要です。

気をつけたいこと
・引越し:自治体によっては在住期間も点数(指数)に関わる
・転職:育休中の転職は内定取り消しにつながる場合もある

したがって、引越しする場合や働き方を転職で変更する場合、妊娠前・妊娠中から考えておくと選択肢が広がります。


3. 認可外・認証保育園の見学(・予約)

認可外の見学

他サイト様が提唱する流れより、かなり早い段階に入れていると思います。
できれば妊娠がわかり次第動くのがベストです。

理由は以下の2点。
早めの認可外・認証保育園見学理由
・認可外・認証保育園の入園は先着順の場合が多い
・指数の出し方やボーダーにより、無認可園や認証保育園の利用が必須になる。

たとえば1歳児入園の場合、目黒区では認可外利用で点数を上げることがほぼ必須です。
なのに、認可外は先着順の場合が多いんです。

つまり、先着順の認可外を利用する場合、予約ができるようになった最速時点で予約して確実に利用できるようにすることが重要なのです。
見学のポイントについては「【保活】忘れてない?認可外保育園の見学のポイント5選」という記事で書いています。

また、近年無認可から認可に変更になる園も多いので、そこにも注意が必要です。
一度予約したからと安心せず、出産後や年度始め、次年度の各自治体の情報が出揃う10月頃など定期的に状況確認すると言うことなしですよ。


POINT ・妊娠前・妊娠中の保活:情報収集、引越しや働き方変更、認可外保育園見学・予約
・情報収集:戦略を立てるために必要
・引越しや働き方変更:点数を稼ぐため
・認可外見学・予約:先着に入る、認可外利用で点数を稼ぐ

産休中にしたい保活はこれ

4. 育休期間の設定

育休期間設定

これも自治体により戦略が変わりますが、例として豊中市と大津市を挙げます。

豊中市の場合、豊中市保育所利用調整基準として以下の記載があります。
基礎要件と加算要件の指数の合計点で同点の場合は入所希望月(選考基準月)からの経過月数が長い順から内定
これは、入園希望を出してあえて待機児童になることで優先順位を上げることができるということ。
(※ここでは保活戦略として敢えて待機児童になることを言っています。復帰意思なく待機児童になり給付金をもらうのは本当に迷惑なのでやめましょう。)

また大津市の場合、大津市保育園利用案内に以下の記載があります。
保護者の育児休業明けで入所を希望される場合、入所を希望いただけるのは原則育児休業明けの月からとなります。ただし、1日付復帰のみ前月入所から申し込みが可能です。

これは、たとえば育休終了日が6月4日なら、6月からしか入園の希望が出せないということ。

このように、育休期間の設定と保育園の入所申し込みは密に関わってきます。
育休の期間は変更の上限回数が決まっているため、上記に当てはまる場合は育休期間の設定にも気をつけねばなりません。

また後述しますが、慣らし保育期間も頭の片隅に入れて期間を決めておくと後々ラクですよ。
POINT ・産休中の保活:育休期間の決定
→待機児童期間を長くする、希望が出せるか、慣らし保育


産休中・育休中にしたい保活はこれ

5. 認可保育園の見学

できれば通える範囲の全ての保育園に見学に行ってみてください。
子育て支援イベントや夏祭り、運動会が地域の方に解放されている園では参加してみるのも良いと思います。
私もよく保育園のイベントに行っていました。

保育士さんが園内を案内してくれたり、実際にその園を希望している人がどんな人かなど、結構情報が落ちています。
見学のみの場合、あらかじめ日程が決まっている園もあるので注意しましょう。

6. 希望順位の決定

保活希望順位の決定

基本的には指数順に入所調整がなされるので、見学結果を踏まえ希望順位を決定すれば良いです。
ただし自治体により「指数が同じ場合は第一希望の方が優先」「希望順位が高いほうが優先」のことがあります。
たとえば、豊中市の場合、豊中市保育所利用調整基準として以下の記載があります。

経過月数も同じ場合は、当該保育施設の希望順位の高い順から内定

その場合、戦略的に希望順位を書く必要があるため注意が必要です。
なお、認可保育園の選び方については「【保活】認可保育園の選び方のポイントをワンオペワーママ目線から考える。」で独自目線でお話していますので、あわせてご覧いただければ幸いです。

7. 保育所申し込み

時期は自治体によりますが、概ね9〜12月の間の一定期間のことが多いようです。
申し込み後に加点対象の事柄が発生した場合、書類を追加できることがありますので、いつまで書類の追加が可能か聞いてみると良いでしょう。

また、申込み時には役所の方との面談があります。
書類の確認だけの場合もあれば、結構ガチで面談する場合もあります。

私の自治体の場合、待機児童対策で「その場で希望園の追加」をさせられました。


8. 選考結果通知

保活の結果

時期は2月頃、郵送での通知が多いようです。
私の場合、1月中と言われて2月1日に結果が届きました。

ちなみに承諾の場合は紙資料が何枚もあるため封筒が分厚いため、開ける前に勘づいてしまったりもします(^^;

POINT ・産休中・育休中の保活:認可保育園見学、希望順位の決定、申し込み、選考結果通知
・認可保育園見学:イベントにも参加してみる ・希望順位の決定:順位が選考に影響しないか確認 ・申し込み:書類の確認+希望園の追加等 ・選考通知結果:封書で届く


保活成功☆認可保育園入所承諾の場合

保育園内定後

(a)内定後面談、入所説明会

2月下旬〜3月上旬が一般的です。

内定後面談は「認可保育園内定後の面接・面談・入所前健診の内容!入園取り消しや退園はある??」でもかいたように、試験というより園との情報共有の場です。

また、入所説明会では園でどのように過ごすのかや書類、準備物についての説明がありました。

準備物は園でまとめて購入するもの(連絡帳など)と、自分で用意するもの(お昼寝布団など)があります。



(b)入園、慣らし保育

慣らし保育期間は園やその子によってまちまちです。
慣らし保育なしのツワモノから、1か月以上かかる子もいます。
私は今回は2週間(実登園は9日)でした。

飲まず食わずは怖いから慣らし保育はたくさんしたい…
でも復帰を遅らせると上の(4)で説明あったように育休期間が他の人より長くなって不利になるんだよね…


そのため、可能であれば保育園の見学時に「慣らし保育期間」について伺っておいた方がベターです。
POINT ・入所承諾後:面談・説明会、入園・慣らし保育
・面談:園との情報共有の場
・慣らし保育:期間を要確認


成功しなかったら…認可保育所不承諾の場合

保育園不承諾

(A)育休延長なし→2次募集申し込み/予約しておいた認可外へ

たいがいどの自治体でも、認可保育園の4月入所希望については2次募集があります。
以下のツイートのように1次募集の結果がわかった直後に締切があったりする、なかなか厄介な2次募集。
申し込む場合は心づもりはしておいたほうがよいでしょう。

また、認可保育園の2次募集には手を挙げず、認可外保育園に行く選択肢もあります。
このときに(3)で早めに見学・予約したことが役立ってくるんですよ〜♪


(B)育休延長する→各種手続き

育児休業を延長して待機しておくのも一つの手。
育休は子供が2歳まで延長できますので、たとえば0歳4月入園がだめでも次の年に1歳4月入園に再挑戦するのも可能です。

育休を延長する際は、社内・社外手続きがあるので、確実に手続きしましょう。

POINT ・入所不承諾:2次募集/認可外へor育休延長
※それぞれ手続きをする。期間が短いので注意。


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最後に。保活の流れやコツを掴んで成功し、ワーママ生活をラクにしませんか??

最初は保活って何すべきかわからないしやる気も出ませんよね。

「復帰できなかったらどうしよう、早く動き始めなきゃ…!!」
「案外皆まだ動いてない??ならもう少しゆっくりしよかな…」

この相反する2つの気持ちに、1人目長男のときはよく苦しめられたものです。

でも、保活は早くから情報収集して戦略的に動いたほうが、成功確率がぐんと上がること…
ここまで見てくださったあなたならきっと感じているはず。

私が未就学児3人を育てながらワンオペ育児でワーキングマザーをできるのは、保活に成功したからといっても過言ではありません。

認可保育園は一度入ると転園が難しいもの。
だから今、少し頑張って保活を始めてみてほしいです。

それがきっと保育園に預ける5年以上ものあいだを、できるだけラクにすることに繋がるから…

保活の流れやコツ
・妊娠前・妊娠中→情報収集、引越しや働き方変更、認可外保育園見学・予約
・産休中→育休期間の決定
・産休中・育休中→認可保育園見学、希望順位の決定、申し込み、選考結果通知
・承諾の場合→内定ご面談、入所説明会、入園、慣らし保育
・不承諾の場合→2次、3次募集申し込み/予約していた認可外へor育休延長の手続き

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