保活で役所で聞くべき5つのポイントを徹底解説!

保活で役所で聞くべき5つのポイントを徹底解説!



保活で役所で聞くこと5つのポイントを徹底解説!
保活の第一歩は役所に行くことって言われたけど、何聞けばいいの??
もうわかんない〜!!きぃ〜〜〜!!

大丈夫。3児を0歳児入園させた経験を踏まえ、この記事では「保活で市役所や区役所で聞くべきポイント」を解説していきますよ☆

「保活は情報戦だ」
「保活の第一歩は役所に行って話を聞くことから」


よく聞くフレーズです。

でも、保活が初めてなら、何を聞けば保活に有利か、正直わからないですよね。

私も1人目長男のときは役所に聞くべきポイントをいまいち理解していなかったがゆえ、何度も役所に足を運んだり電話したりする羽目に…

長男はよく泣く子だったので、役所に行くのも昼間に電話するのも大変だったことをよく覚えています…

そこでこの記事では保活の際に役所で聞くべきポイントについて徹底的にお伝えいたします!

保活で役所で聞くべきこと
①選考基準(基準指数、調整指数の算出法)
②自分の指数
③通える範囲の保育園の内定指数のボーダー及び年齢ごとの募集人員
④無認可保育園、認証保育園について
⑤希望地域の開発計画




保活の際に市役所・区役所で聞くべき5つのポイント

保活の際に役所で聞くべき5つのポイントをざっとまとめます
保活で役所で聞くべきこと
①選考基準(基準指数、調整指数の算出法)
②自分の指数
③通える範囲の保育園の内定指数のボーダー及び年齢ごとの募集人員
④無認可保育園、認証保育園について
⑤希望地域の開発計画

基準指数??調整指数??内定指数??
なんかもう頭が追いつかない…

要は「基本の点数」と「追加点」の合計が「内定指数」を上回るかどうかってこと。
大丈夫。今から1つずつ解説していきますよ


①選考基準を知る

保活の第一歩は点数を知るところから

まず、保活をするうえで最も重要な選考基準について、少し解説させてください。
選考基準は主に以下の3つから成り立ちます。
主な選考基準
①基準指数
②調整指数
③優先順位

これら3つの基準について、「目黒区の保育施設利用についてのご案内」を例に挙げ、具体的に見ていきながら役所で何をきくべきかを考えていきます。

基準指数とは

基準指数とは保育に欠ける理由による指数のこと。

居宅外労働、居宅内労働、出産、病気、就学、求職などのカテゴリに別れており、同じカテゴリ内でもその状況により指数が異なります。

例えば目黒区の場合、以下のようになっています。
・居宅外労働、週5日かつ一日7時間以上の就労:20点
・居宅外労働、週5日かつ一日4時間以上7時間未満の就労:18点
・居宅内労働、週5日かつ一日7時間以上の就労:19点

なお、指数は保護者のそれぞれについて合算して計算します。
自治体によっては平均値を取ることもあります。

調整指数とは

調整指数とは、基準指数より詳細な家庭の状況を加味する指数
よく言われる加点や減点とはこの指数のことです。

加点や減点の例として、たとえば目黒区では以下のような基準があります。

・ひとり親世帯又は両親が不存在の世帯:+10
・児童を認可外保育施設、または個人(三親等以内の親族を除く)等に週3日かつ1日4時間以上継続して1か月以上預け、その対価を支払っている (求職中や育児休業中は加算対象とはなりません。):+2
・二親等以内の同居親族(入所日時点で 65 歳以上、病気療養中、就労を除く)が児童の保育に当たれる:-2
・就労開始からの実績が1か月未満の場合(産休・育休から復帰した場合を除く):-1

目黒区で加点はありませんが、「産育休明け」や「兄弟児在園(目黒区では優先順位で考慮)」もよく加点として挙げられます。

ひとり親世帯の加点点数が非常に高いため、いわゆる偽装離婚が横行しているのですね。

優先順位とは

基準指数と調整指数の合計指数が同じだった場合の優先順を決める指標のこと。
ここでも目黒区を例に、どのような基準があるか一部抜粋してみます。

1 区内在住児
2 ひとり親世帯
3 基本指数上位者
10 兄弟姉妹(卒園予定児を除く)が在所している又は二人以上同時申込み
11 児童を認可外保育園等に預け、父母が育児休業等から復職した日(認可外受託認定日)の早い者
15 区市町村民税が低い世帯
16 目黒区在住期間が長い世帯(保護者のいずれかの長い方


保活でよく言われる「所得が低い」は順位15、「待機期間が長い」は順位11、「在住期間が長い」は順位16となっています。

選考基準について役所に聞きたいことはこれ

上記の事柄は基本的には申込みのご案内に書いてあります。
でも、細かい取り決めまでは書いていないことも多いので、以上を踏まえて、選考基準について役所に聞いておきたいことは、以下の事柄です。
選考基準について聞くこと
・就労時間に通勤時間や休憩時間を含めるか
・定時と実際が大幅に異なる場合の申請可能有無
・祖父母の扱い
・認可外施設利用時の点数算出

たとえば就労時間。

1日7時間以上の就労と言われても、休憩時間を含めてなのかそうでないのか、わかりませんよね。
就労時間が契約上と全く異なる場合も、実労働時間の証明を出せば考慮されるかもわかりません。
これは基準指数にかかわることなので、認識を間違えていると点数が大きく変わり致命的になります。

たとえば祖父母の扱いも、「二親等以内の同居親族が児童の保育に当たれる」と-2点となっていますが、同居親族が介護などで保育に当たれない場合でも減点があるのか、このご案内からはわかりません。

目黒区では割と細かく指定してくれていますが、認可外施設利用時の細かい加点の条件や優先順位で何から優先されるかも書いていない自治体が多数あります。

このような細かい取り決めは、案内には書いていないものの役所内で明確な基準が設けられていることが多々あるため、役所に聞いておいたほうが無難です。

保活では1点の差が非常に大きいからです。


②自分の指数を知る

保活の第二歩めは自分の指数を知ること

例として、「目黒区に在住の一般的なフルタイム勤務の共働き家庭が第一子を育休明けで申し込み」時の点数を「ご案内」から算出してみます。

実際に点数計算
①基準指数:週5日かつ一日7時間以上の就労
20 + 20 =40点
②調整指数:(育休明け加点なし)
0点
合計点 40 + 0 = 40点


案内をもとに算出できるなら、わざわざお役所に行かなくてもいいのでは??

あとでお話するけど、40点ってボーダーライン上なんです。
この点数が本当に正しいかの判断、本当に加点や減点がなされないかを確認するため、一度お役所の人に確認するほうが良いです。
そこで上げられる点数がないか知るために、まずは①で正しく選考基準を知ることが重要になるんです。


POINT 自分の指数と加点減点の対象を正しく理解する


③保育園の内定指数ボーダー及び募集人員を知る

保活でボーダーラインを知る

例に挙げてきた目黒区の場合、公式ホームページで内定指数を公表しています。
一方、ホームページ上では公表していない自治体も非常に多いです。

内定指数のボーダーについては、データを公表していなくても役所でデータをもっているはずなので、必ず聞いてみてください。

なぜ内定指数を知る必要があるのか、目黒区の内定指数をもとに少し考えてみます。

0歳児の内定指数
 指数42:内定120名、不承諾0名
 指数40:内定269名、不承諾273名
1歳児の内定指数
 指数42:内定340名、不承諾35名
 指数40:内定48名、不承諾295名

つまり、0歳児では②の40点で申し込むと不承諾になる確率は半分程度、1歳児では不承諾になる確率が高い一方、加点2がつくと、内定の確率がはるかに上がることがデータからわかります。

これを知っていれば、4月に1歳児入園を目指すなら、指数40では不足するから認可外施設などに預けて復帰して+2点をとるのが必須なことがわかりますよね。
逆に知らずに育休明けの40点で臨むと、不承諾の可能性が非常に高いです。

これは、申込みのときに初めて知るのでは遅すぎて対応不可能です。

だから、過去の内定指数がホームページ上に掲載されていない場合、絶対に役所の方に聞いておきましょう。
この指数は、保育園ごとに出している事が多いので、気になる保育園があれば、その保育園についてだけでも教えてもらうと良いですね。

私の自治体では、データの公表はしておらず、窓口の方も「個人情報もあるので…」と曖昧でしたが、粘ったらある程度教えてくれました。


年齢ごとの募集人員

各園では学年ごとに定員が決まっており、それにより募集人員も異なります。

0歳児の定員6、1歳児の定員12なら、年度始めの募集は持ち上がりの6名を除く6名です。
0歳児の定員6、1歳児の定員6なら、年度始めの募集はありません。

したがって、いくら自分の指数が高くても、募集がない園のみに申し込むと不承諾になります。

また、稀に4月以降の枠を残している保育園もあります。
気になる保育園が既にある場合は、月別の入所人数も伺うことでわかる場合があります。

これらは基本は役所で把握しているはずですが、教えていただけなかった場合は、保育園見学の際に必ず質問しましょう。

POINT 過去の内定指数、年齢ごとの募集人員から、承諾への戦略を立てる


④認可外保育園、認証保育園の情報

④認可外保育園、認証保育園の情報も聞く必要がある

③で加点を得ようとすると、認可外保育園や認証保育園に預ける必要があることを言いました。

そこで、認可外保育園や認証保育園ついて知る必要が出てきます。

認可外保育園や認証保育園の情報については基本的には各園に問い合わせる必要があります。
ただし、場所や定員などは役所でも把握していますので、一覧の紙を忘れずにいただいておきましょう。

認可外、認証の場合は、上で計算したような指数は全く関係なく先着順や園側の都合で入園児を決定することが多いです。

出生前でも登録できる場合もありますので、妊娠中からアプローチすることや入園可否を見極めることが重要になってきます。

なお、目黒区では区外の認証保育園にも申し込みは可能となっていますので、合わせて確認してみると良いでしょう。


POINT 認可外保育園、認証保育園の一覧をもらい、場所や定員などを把握して積極的にアプローチしていく



⑤希望地域の開発計画

保活では都市計画も重要

多少の変動はあれ、内定不承諾のボーダーは例年あまり変わりません。

これが大きく変わるのがマンション建設や大規模な宅地開発などです。
子育て世帯が大量に流入してくるため、近隣の保育園の倍率が上がるからです。

また、新しく保育園が開設される場合、比較的入りやすい傾向にあります。
運営者の募集や建設許可などの関係でHP上での公表よりもはるかに前に役所が把握しているはずですので、保育園新規開設計画についても事前に伺っておきましょう。

POINT マンション建設、宅地開発、新規園開設計画の情報を得る


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最後に。役所で聞くべきポイントをおさえて保活を成功させよう☆

確かに、各自治体のホームページには「保育所入園のご案内」がネット上でも情報は集められます。

でも、それだけでは誤った認識につながることもあるし、情報が不足しているのが現状。

だから、まずは自分の現在の指数とボーダーの指数を正しく擦り合わせて現状把握をすること、そして何による加点があるのかを知り、足りない点をどう補えるのかを考えることが重要となってきます。

慣れない育児をしている中、赤ちゃんを連れてお役所に行ったり電話をするのは本当に大変です。

役所で聞くべきポイントをしっかりおさえて、その時間をより有意義な時間にしてくださいね☆


私が未就学児3人を育てながらワンオペ育児でワーキングマザーをできるのは、保活に成功したからといっても過言ではありません。

だから今、是非保活の一歩を踏み出して、役所に出向いてお話をしてきてみてください。
それがきっとこれからのワーキングマザー生活を、できるだけラクにすることに繋がるから…


保活で役所で聞くべきこと
①選考基準(基準指数、調整指数の算出法)
②自分の指数
③通える範囲の保育園の内定指数のボーダー及び年齢ごとの募集人員
④無認可保育園、認証保育園について
⑤希望地域の開発計画

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