バリキャリ管理職ワーママの驚きの両立術3つ。ロールモデル元上司から学んだこと

バリキャリ管理職ワーママの驚きの両立術3つ。ロールモデル元上司から学んだこと



バリキャリ管理職ワーママの驚きの両立術3つ。ロールモデル元上司から学んだこと

お母さん、テーマリーダー昇格おめでと。
管理職とかしているバリキャリなワーママって、どんな生活してるんだろ??

私は全然バリキャリじゃないけど…(^^;
元上司がバリキャリ管理職ワーキングマザーだから、その両立術を自分に落とし込めないかまとめてみるね!


研究職の私。
このたび、研究所のメイン研究テーマのリーダーに就任しました。

憧れのゆるキャリ正社員ワーママは元指導員。目標としたい3つのポイント」という記事でも書いたように、直近の目標とするワーママはゆるキャリ系でした。
3回の育休で数年休んでいるので、しばらくは「自分の強みを見つける」ところから、と思っていた矢先のこと。

嬉しさと同時に、母親として・社会人としての2つの責任に負けそうで中途半端になりそうで怖い、というのが本音です。

そんなとき、思い出すのは「バリキャリ管理職ワーキングマザー」である元上司。

当時、彼女のワーママ歴はまだ10ヶ月。
ですが、週一以上の出張と月一以上体調を崩す子供の育児を、部下の私が全くストレスを感じないほどに両立していたのです。

彼女を見ていると「ワーママが使えない」なんてこと、微塵も感じませんでした。

そこでこの記事では、私が憧れているバリキャリ管理職ワーママを、部下の立場から見て感じていた両立術をまとめていきます☆

 ・管理職と育児を両立する必要があり、不安
 ・育児と仕事の両立がうまくこなせず、悩んでいる

というあなたのお役に立てれば幸いです☆
バリキャリ管理職ワーママ
・スケジュール管理の徹底
・できること/できないことの明確化
・業務も家事も効率化



管理職の激務と育児を両立するバリキャリワーキングマザーの元上司

バリキャリワーママ概要

2人目次男の育休復帰時に、私の上司となった方。
私は総合職なので、いずれ管理職になる身。
徐々にこの方に近づいていきたいな、と感じている目標のワーキングマザーです。

バリキャリワーママ概要
・役職:管理職(課長相当)
・総合職(キャリア組)
・子供:当時1歳半〜2歳
・出産は、管理職昇進の直後

管理職になってすぐ産休とか、ワーママ馬鹿にしてんのか??


↑ワーママとして悪戦苦闘していた私が、彼女の管理職昇格と産休入りのタイミングを聞いたとき、正直こう思ったんです。

うちの会社の管理職は基本的に激務。
そして育児と仕事の両立の大変さは、私は身を以て体験済み。

管理職の仕事も責任もよくわからないまま産休育休に入って、慣れないワーキングマザーをする。
大変なことを2つも同時に始めるなんて、本当に無責任な人だと思っていました。

2回目の育休明けに彼女が上司になると知ったときには、正直育休明けがますます不安になりました。

だけど、この方の部下になって近くで両立しているのを見て、180度印象が変わったのです。

憧れている点

私が彼女に対し憧れていて、また、自分に取り入れていきたいなと感じているのは、以下の3点。
バリキャリワーママ両立術
・スケジュール管理の徹底
・できること/できないことの明確化
・業務も家事も効率化

一見普通のことを言っています。
でも、両立するにはやっぱり上記3つを「徹底」するのが大事なのだと、感じました。

以下で詳細を見ていきます。


スケジュール管理を徹底し、共有する

バリキャリ管理職ワーママはスケジュール管理を徹底していた

1つめは、スケジュール管理を徹底し、それらを関係者と全て共有していた点です。

自分のスケジュール(会議、出張、私用)は、全てチームの全員および旦那様と共有。
部下である私たち&旦那様のスケジュールも書き込ませ、もちろんほぼ把握。
このスケジュールの共有は社内ツールでしていました。

そして、どうやら昼休みには旦那様と互いの状況確認をしているようでした。
刻々と状況が変化する会社員生活において、1日の途中に状況確認をすることで、お迎え要請の際の焦り具合がぐっと変わってくると感じました。

ご自身が管理職なら、歳が近い旦那様もまた管理職で責任が重い立場。

「どっちも抜けられない!」とならないように、とにかくスケジュール調整もその共有も徹底しているのが、最大の両立術だと感じました。

ウチでは、主人の協力はあまり得られません。
だけど、絶対抜けられないスケジュールが入る前に、一旦主人に確認し、1週間前・前々日〜当日に再確認しています(^^;

まだまだ男性の方が休みにくい社会。
この現状を把握したうえ、お互いが責務を全うするために、「こういうときにどうするか」を予め考えておくことが重要ですね。

夫婦でスケジュール共有アプリも積極的に活用していきたいですね☆

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できること・できないこと(やることやらないこと)を明確化

できること・できないこと(やることやらないこと)を明確化

2つめは「できること、できないことを明確化」していた点。
これは、ゆるキャリで目標としたい方についても同様のことを書きましたが、やはり両立では重要だと感じています。

子供が病気のときの例

例えば子供が病気の時。

たとえお休みを取っていても、管理職だからやっぱり何か聞かれることもあるんですよね。
だから、電話対応は「できない」とはっきり言ったうえで、代わりに時間限定でメール対応「できる」と明言していました。

子供がいてなかなか「できる」とは言いにくいですが、「できない」だけ伝えるよりも心象は良いですよね。

病児保育は複数登録し、保育園から呼び出し食らった時点で、看護スケジュールを組む。
休むことが「できない」ならば、病児保育を利用して調整することは「できる」か考える。

あらゆる場面について、あらかじめ「できる」「できない」をしっかり考えていたように思います。
あらかじめ考えることでブレないから、信頼性も高まります。

業務時間についての例

また、お迎え時間があるから18時以降の残業は「できない」ということを、はっきりとさせていました。
電話で誰かとお話していても、「18時に帰れるならいいですよ〜」みたくチョイチョイ出して、上にも下にも「印象づける」ことに成功していましたね。

自分は「◯時に帰らないといけない」とわかっていても、まわりはわかっていないことが多いです。

◯時までなら「できる」、×時以降なら「できない」ということをしっかり明確化することで、迷惑かけること・かけられることはうんと減らせると彼女から学びました。

これは、もし育休明け前なら「最初の挨拶」で言っちゃうのが良いかなと感じています。


業務も家事もどんどん効率化する

業務も家事もどんどん効率化する

3つめは、業務も家事もためらいなく効率化していること。

家事では便利グッズはとことん利用

洗濯機はもちろんドラム式で、乾燥まで全ておまかせ。
今思うと彼女がドラム式と伺ったことが、私がドラム式洗濯機を購入する最後の一押しでした。

このような便利なものを使うことへのためらいが一切ないのも、彼女の特徴。

必要ならば、タクシーの利用も惜しまない。
以下のような冷凍惣菜を活用する。

自分に必要なものを見極めて、迷いなく使う潔さは、見習わないといけないと感じました。

業務は最短で目標に向かうように

業務に関しては、「数ヶ月先、数年先の目標を見据えて動き、軌道修正を都度しながら極力最短で目標に向かう」というのが印象的でした。
・今すべきことは的確に指示
・うまくいかなかったときのバックアップも同時並行で用意
・週一のチームミーティングで、都度の軌道修正
・各々が得意とするところを担当させる
・話しかけやすい雰囲気づくりで報連相しやすくさせる
・ルーチン作業は派遣さんに任せる

文字にすると、画期的なことなんて一つもないんですね。

だけど、これらを確実にこなすことで、確かに目標に効率よく確実に近づいているな、と部下ながら感じていたのでした。

これを考えるうえでは、「エッセンシャル思考」という本が役に立ちます。

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最後に。バリキャリ管理職ワーキングマザーの彼女に近づくために

2人目の育休明けに見たワーキングマザー歴10ヶ月のバリキャリ管理職ワーママ。
既に上記のことが確立されていて「使えない管理職」なんてことは微塵も感じませんでした。

一方の私は、ワーママ歴は当時の彼女よりも長いにもかかわらず、できていないことが沢山あります。

全てを一気にできるようになるのは、不器用な私には無理。
全部頑張ると、きっと潰れちゃうでしょう。


この度、テーマリーダーにはなりましたが、管理職となるのはまだまだ先。
社内標準でも10年弱後です。

その頃には子供も大きくなり、社会も変わり、きっと状況は変わっているとは思います。
だけど、バリキャリワーママである彼女が見せてくれたことは、管理職業と母業の両立にはとっても大切なこと。

自分をしっかり見つめ直し、「できること/できないこと」を明確化するところから始めたいです。
そして、これからの5年10年で、少しずつ近づいていければと思います。
バリキャリ管理職ワーママ
・スケジュール管理の徹底
・できること/できないことの明確化
・業務も家事も効率化

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