わーん!えーん!(育休中に資格なんてどうでもいいから相手して!!)
みんな育休中に資格取得しろとか言うけど、無理だよ(´;ω;`)
「育休中 過ごし方」とか「育休中 やること」とか検索すると、きまって出てくるのが「育休中の資格取得」。
あまりに蔓延しすぎていて、なかには産休前の上司との面談で「資格勉強するように」言われる人もいるようです…。
でも、待ってください。
本当に育休中に資格取得なんてできるものでしょうか。
私にはとある事情があり、3回の育休中に2つの国家資格含め4つの資格を取りました。
が、育休中の資格取得は全く簡単なことではなく、簡単におすすめできることではないと感じています。
そこでこの記事では、複数の国家資格を育休中に取得した私でさえ「育休中の資格取得なんて無理!」と感じた理由と、それでも奮起した理由を赤裸々に語ります。
奮起した理由に当てはまらないなら、正直頑張る必要はないんじゃないかな、と感じています。
産休・育休中に資格取得なんて無理って説得したい!
産休・育休中の資格取得を考えているけど、本当に頑張るべきか考えている
というあなたは是非チェックしてみてくださいね。
「もう頑張るって決めているよ!」というあなたには、実際に私が育休中に勉強時間を作った方法を月齢別で載せていますので、以下の記事を読んでいただければ幸いです。
育休中の勉強方法
▶育休中の勉強時間の作り方と勉強法【月齢別】4つの資格を取得したやり方を紹介します
資格取得は無理?
・どの時期も、資格取得なんて無理・気分転換になるならやる程度でいい
・復帰後のことも考えてみる
産休育休中に資格取得が無理な理由。概要
産休育休中の時期別に無理な理由をまとめます。
時期別、資格取得が無理な理由
①産前休暇中:新生児を迎える準備と眠気でそれどころではない。
②産後休暇中:そもそも働かせてはいけない期間。慣れない育児と細切れ睡眠で体力的に無理。
③産後数ヶ月:予防接種など、怒涛のスケジュール+鬱になりやすい
④離乳食開始〜:離乳食の勉強が必要
⑤生後8ヶ月頃〜:動きが活発になり目が離せない
⑥1歳以降:育休明けor外遊びに追われる
①産前休暇中:新生児を迎える準備と眠気でそれどころではない。
②産後休暇中:そもそも働かせてはいけない期間。慣れない育児と細切れ睡眠で体力的に無理。
③産後数ヶ月:予防接種など、怒涛のスケジュール+鬱になりやすい
④離乳食開始〜:離乳食の勉強が必要
⑤生後8ヶ月頃〜:動きが活発になり目が離せない
⑥1歳以降:育休明けor外遊びに追われる
では、どれだけ育休中の資格取得が難しいかを、1人目産休・育休中の実体験を元に考えていきます。
周りは勝手に資格取得を勧めてくるわけですが、この現状を理解してほしいって、切に願っています。
1人目産休育休中の時期別体験談
産前休暇中:やることがたくさんあるし、心は資格に向かない
まず、この画像を見てください。(※詳細伏せるため超解像度落としています)
これは3人目の産前休暇中に私が作成して使っていた、実際の毎日のやること/やったことリストです。
ちなみに資格関連のことは皆無です。
産前休暇に入るまでは仕事が忙しくて、出産準備なんてほぼできなかった私。
上の子のものが使いまわせ、新しく買ったものがほぼなかった3人目でこの忙しさです。
1人目のときは赤ちゃん用品の購入や選定がもっと多かったうえ、出産や産後のことが不安。
正直いって資格どころではありませんでしたよ。
そして何より、産前って非常に眠いんですね。
妊娠後期の妊婦教室でも「眠いときは寝てください」と言われていましたし、妊娠末期から産後4ヶ月の母親の睡眠覚醒リズム等の変化という論文内にも以下の記述があります。
妊娠末期は昼睡眠時間の増加により、一般女性の睡眠時間よりも総睡眠時間は長い
物理的にも精神的にも体力的にも、産前休暇中の資格取得はとても難しいと感じましたよ。
産後休暇中:そもそも仕事をさせてはいけない時期
産後は8週間、女性を就業させることはできません
これは労働基準法第65条で定められていること。
産後休暇は法律で「仕事させてはいけない」と定められている期間なんです。
それだけ心も体もダメージを受けている時期。
無理しすぎて産後2週間過ぎてから生死をさまよった人だって沢山いるんですよ。
こわい!産後のママさん、絶対に無理しちゃダメだよ!— ぐでぱんだ肉(2/23男の子6m) (@erikatto229) 2018年2月16日
【マンガ】産褥期のリスクを知っておくべし! 産後16日目にして死にかけた、きのこの実体験【松本えつをの子育てあるあるvol.41】https://t.co/WsldJuBvxu
こんな時期に資格取得のための勉強なんて無理です。
産後数ヶ月:予防接種など怒涛+鬱になりやすい
産後2ヶ月になると、赤ちゃんの予防接種が始まります。スケジュールを組んで、予防接種に行って…はい、忙しいです。
相変わらず授乳は頻回だし、頻繁にオムツからの漏れが発生したのもこの時期でした。
はっきり言って、産後数ヶ月の時期は怒涛の日々です。
育児なんて初めてで右も左もわからなくて、ぶち当たる壁は多いのに答えは知らない…
とにかく検索、検索、検索。
余裕なんてありませんでした。
また、産後数ヶ月が最も命を断つことが多いと言われています。
(参考資料:「うつ病等の精神疾患合併妊産婦の診療と支援について」)
私も、1人目生後4ヶ月の頃は「ワンオペ育児で1番辛かった1人目生後4ヶ月をブログを通じ振り返る」で書いたように、
慣れない育児の不安感
周囲の無理解
孤独感
が重なり、最も辛かった時期。
精神的にも資格取得なんて考えられませんでした。
あえて言うならば、以下のいずれかに該当する場合は、この産後数ヶ月の時期が最も勉強はしやすいと思います。
・子供がたまたまよく寝る子
・自分の精神状態が良い
・自分の腰や肩を犠牲にしてでも資格取得したい
・自分の精神状態が良い
・自分の腰や肩を犠牲にしてでも資格取得したい
離乳食開始後:ひたすら離乳食に追われる日々
離乳食開始後は、もっと怒涛です。すりつぶし地獄に始まり、何の食材をあげていいか等の勉強に追われます。
また、夜泣きが始まると更に睡眠不足。
資格勉強どころではありません。
生後8ヶ月過ぎ〜:赤ちゃんの動きが活発になり目が離せない
離乳食は2回食や3回食になり、さらに離乳食に追われます。
ずりばいやハイハイを始めたら、気づけば危ないところに行っていたり、何でも口に持っていったり…。
もう目が離せないので、起きている間に勉強するのは難しいです。
寝ている間に…と思っても、離乳食準備・後片付けなどやることはたくさん。
保活もしないといけないし…
資格の勉強なんてする暇ありません。
1歳。もう育休明け。または外遊びに追われる日々
そんなこんなで1歳になったら、もう育休明け。私は最長1歳までしか育休を取っていませんが、1歳以降も育休の場合も、時間はあまり取れないようです。
外遊びや支援センターでの遊び、後追い、子供の睡眠時間が短くなる・・・などなど、まとまっての時間を取るのは難しいでしょう。
結論としては、特に1人目のときは「手の抜きどころもわからないし知識も少ないから、赤ちゃんのことで精一杯」というのが現実でした。
とあるメディアで「まとまった時間があるから資格取得は育休中が絶対オススメ♪」と言われているのを見たときの私の感想はこちら。
こういうのってさ、本気で育休中にまとまった時間取れるって思ってんのかな。— くーやん@3児ワンオペ育児ワーママ&ブロガー (@que_yan16) 2018年2月25日
復帰後の昼休みの方がよっぽどまとまった時間だったけど。
育休中のママにおすすめ♪挑戦してみたくなる資格5選 - Yahoo! BEAUTY https://t.co/vIHO8WMlyv #Yahooビューティ
こう思いながらも、結局育休中に資格取得はしました。
なぜ私が奮起して勉強したかを書いていきます。
これを見て、別にする必要なさそうだな…と思ったら、無理する必要なんて微塵もないと思いますよ。
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それでも育休中に勉強した2つの理由
それでも取得した理由
・生きている意義を見出したかった
・復帰後数年以内に取得しないといけない資格だった
・生きている意義を見出したかった
・復帰後数年以内に取得しないといけない資格だった
理由①:息抜きに。生きている意義を見出したかった
わかる。— くーやん@3児ワンオペ育児ワーママ&ブロガー (@que_yan16) 2018年7月1日
私も育休中は資格勉強や物件探しして生きている意義を見いだそうとしていた。
矛盾してるかもしれないけど、1人目のときは、あえて自己啓発の時間を設けるのが意外ときいた。 https://t.co/gLj38rb1iA
ワンオペ育児で1番辛かった1人目生後4ヶ月をブログを通じ振り返るという記事で書いたように、1人目生後4〜6ヶ月頃の私は、とにかくとにかく辛かったんです。
孤独、不安、責任に押しつぶされそうで、毎日育児ばかりで、しかも育児なんて成果が全然見えないし、これが正しいのかもわからない。
わたし、今日一日何してたんだろ…何のために生きているんだろ(´;ω;`)
当時の私は毎日毎日、自己嫌悪ばかりでした。
この「今日1日何してたか、今日の意味を見いだせない」ことにも辛さの原因があったため、「今日」という日の意味を作り出すために、超超超ゆるい目標を毎日たてたんです。
1日に1問でも勉強する
授乳の合間に物件を1件詳細に見る
こんな些細なことでも「今日生きていた意味」を見いだせるだけである意味息抜きとなり、ぐっと精神的に楽になれたんです。
私のように、少しでも勉強することが息抜きになるのならば、簡単な勉強をするのはものすごく効果的ですよ。
逆に元々勉強はあまり好きではなく、もっと他に趣味があるならば、しんどい思いをしてまで資格勉強する必要もないと思います。
理由②:復帰後数年以内に取得しないといけない資格だった
私が1人目育休中に取得した資格は「危険物取扱者甲種」という国家資格。理系ではかなりメジャーな資格で、私の職場では入社5年を目処に取得必須の資格です。
当時既に入社3年目。
「育児が落ち着いたら取る」は許されません。
ワーキングマザーをしながら、一から勉強して資格取得
育休中に頑張って取得しておく
この2択でした。
ワーキングマザーとして慣れた今なら、以下のツイートのように昼休みや寝かしつけ後に時間はとれます。
お二人ともありがとうございます(´;ω;`)— くーやん@3児ワンオペ育児ワーママ&ブロガー (@que_yan16) 2018年9月8日
昼休みやら寝かしつけたあとやら、頑張って勉強したかいありました✨
だけど、当時1人目育休中の私にとっては復帰後の生活は未知。
「万が一昼休みも寝かしつけ後も時間が取れなかったら詰む」から、育休中に頑張るを選びました。
このように、差し迫った必要性があるならば、少し頑張って取得してみるのも有りだとは思います。
ちなみに、実際に私が3回の育休で取得した資格は全て差し迫ったもの… 笑
最後に。育休中の資格取得は簡単ではない!!無理にする必要ないよ
「資格取得するなら育休中が絶対オススメ!」と周りは簡単に推してきます。ここまで読んで、なお資格取得を頑張りたい!という頑張りやさんのあなたには、私がどうやって勉強時間を作ったのかを書いた記事をご覧いただければ幸いです。
育休中の勉強方法
▶育休中の勉強時間の作り方と勉強法【月齢別】4つの資格を取得したやり方を紹介します
でも、個人的にはやはり大きな声では勧められません。資格取得も大事ですが、赤ちゃんと過ごす今を全力で楽しむことだって、大切なことです。
実際、私が尊敬しているバリキャリワーママは、今でこそ以下の記事のようにものすごくご活躍されていますが、育休中は資格取得なんかよりも赤ちゃんと過ごすことに重きをおいていました。
最後に彼女の言葉を置いて、終わりたいと思います。
資格取得するにしろ、しないにしろ、後悔のない育休になりますように☆
資格取得はたいていは育児落ち着いてからでもできるでしょ。
子供が赤ちゃんのときは今しかないから、イベントごととか思い出作りをするほうが、後悔ないと思った。
資格取得は無理?
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